クラウドとメタバースとSOCと携帯機

PS5売ってないし、未だに抽選だし、結局転売ヤーに買われるしで、グダグダしている間にマイクロソフトのGame Passがガンガン勢いを増している。

マイクロソフトはゲームのサブスク化とクラウドゲーミングの王座を狙っている。 Game Passは現在2500万人のユーザーを抱える巨大なサービスへと成長している。ただ、ゲームのサブスク化はCS機とPCでのサービスなのでハードを持っていないとゲームができないので伸びしろに限りがある。

そしてクラウドゲーミングだ。

クラウドゲーミングは今や誰もが持っているスマートフォンをつかって、ネット回線さえ整っていれば誰でもゲームができるようになるサービスだ。

仕組みはグラフィックなどの計算処理を、ネット上の高性能なサーバーで行い結果だけをスマホに送って表示させるので、ネット環境さえ整っていればハイスペックPCでやるような高グラフィックなゲームでさえもスマホ一つでできる。

マイクロソフトはこのクラウドゲーミングで天下を取ろうとしている。

先日のアクティビジョン・ブリザード関連の買収劇でさらに注目度が上がったが、8兆円もの買い物が妥当だったか問われれば、セクハラやパワハラ問題でゴタゴタ続きの泥船企業を買うのは8兆円の買い物に見合ってはいないと思う。

しかし、サブスクサービスと合わせてクラウドゲーミングにも本腰をいれるとなれば、アクティビジョンが持っている数々の有名タイトルやノウハウは赤字でも手に入れておきたいと思える。

クラウドを利用したサービスは対象が世界中の個人になるため、売り込めるユーザー数の桁が違う。例えばハードを対象としたサービスのGame Passユーザーは2500万人でPS Plusで約3000万人だ、そしてクラウドサービスの代表格NETFLIXやSpotifyは約3億人のユーザーを抱えている。

クラウドは桁が違う。

そしてマイクロソフトはWindows OSやビジネスソフトofficeシリーズなどの自社サービス全体をクラウド化しようとしている。

これは実現するとハード性能が関係なくなるので、5万円程度のタブレット端末が20万円相当のノートPC性能なるってこともあり得る。※その前に回線インフラを提供している通信会社に怒られると思うけど。

これらのサービスは一部実用化されており、AmazonのAWSなどでも利用できる。

そしてメタバース化が到来する。

クラウドの次に本格的なメタバースがやってくる

私自身最近の娯楽といえば、ネット上のフレンドとMMORPGのゲームで遊び、SNS上で言葉を交わし、全く会わずに遊んでいる。実際に会える友人よりも一緒に遊んでいる。

これは仮想空間で共に過ごしてコミュニケーションをとっているのと変わらない、メタバースの入り口と考えて良いと思う。

様々なサービスがクラウド化していき、メタバース構想の仮想空間での交流が飛躍した場合、将来はVR機材をつけて仮想空間にあるオフィスで仮想のキーボードを打って入力作業を行い、バーチャル空間で仕事をするという事もあり得る。

役所や銀行窓口なんかも仮想空間で済んでしまう。おそらく始めにメタバース化が進むのは相性がいいゲームとSNSから浸透して行くと思う。

そしてメタバースに必要になるのが高性能なスマホやVR端末だ。

携帯端末は更に高性能に

現在のスマホは。あのサイズでデスクトップ並みの性能が出せます。
これはCPUがSoC化して、従来マザーボードにくっつけてたGPUとかメモリーを全部集約してCPUくらいのチップに収まったからです。PS5がPC並みの処理ができるのもこのおかげです。

例えるなら、巨大なショッピングモールが1台の自販機に収まったようなもんです。
そして年々、小型化して省電力高性能になっていく。

このペースで行くと、スマホにキーボードとマウス、外部モニターを繋いで仕事するようになります。マジです。

Steamを運営しているValveからSteam Deckというゲーム端末が発売されます。
携帯機ながらPC向けのゲーム全てできる性能で、その気になればウインドウズOSも立ち上がる高性能な携帯端末です。まだSwitchほどのスマートさはありませんがゲーム端末としてはかなり優秀です。これはPCでしか出せなかった性能を携帯端末でも出せるになったということです。

今後はコレを皮切りに色んなゲーム端末が発売されて、小型で高性能化行くと思います。
というか出てる。すでに色んな携帯端末機が聞いたこともないような中華メーカーで出てきてます。さらに半導体は7nmから2nmとか作れるようになったので高性能な端末機が続々と登場するでしょう。

あとはマイクロソフトのGame Passを契約するだけです。
その時にはプレイステーションやXBOXと言ったCS機が終焉を迎えるかもしれません。

いや、コントローラーのメーカーとして残るかも。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です